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私たちの
農業

tamba quality

丹波が育む、
良質な土と、水と、共に。

兵庫県の中央東部に位置する丹波市に当農場はあります。

南北の気候がぶつかることで雨と雪が多い地帯であり、古来より美味しい農作物が育つ場所と言われてきました。昼夜の寒暖差は「丹波霧」と呼ばれる乳白色の霧をもたらし、この自然のベールが乾燥しがちな田んぼや畑を豊かに包み込むことで、お米や小豆、黒豆を大きく、艷やかに育てます。

また、市内には瀬戸内海へ注ぐ加古川とその上流河川、日本海へ注ぐ由良川の上流河川と二大河川の源流が走っています。源流に近い綺麗な水には、岩から溶け出したミネラルが豊富に含まれており、肥沃な大地の恵みをたっぷりと受けて作られるお米や農作物は、その一粒一粒に栄養とうまみが凝縮されています。

次世代を見据えた
最新設備の導入

担い手が減少し続ける、農業の世界。その中でも美味しくて高品質、価格も手頃なお米や農作物を安定して供給し続けるために、最新の農業設備を積極的に導入しています。

例えば、GPS搭載田植機。田植えを均一に行えることでお米への日当たりが良くなり、稲の一本一本が、土からの栄養素をたっぷりと吸い上げることができます。また、お米の刈り取りには、その場でわらを粉砕して田んぼの肥料として利用できるように、最新の稲刈り機を導入。

他にも、光精米機を用いて、お米に含まれるうまみ成分を一粒ずつ確認して、一定の水準を満たすお米だけを選別。黒ずんだお米や小さな石、虫などの混合を一切許さない最先端の異物混合分別機によって、確かな美味しさはもちろんのこと、安心・安全品質を維持しています。

最もおいしいお米を
作り続けるために

お米の生産効率だけを考えれば、同じ土壌で繰り返し米づくりを行うことになるでしょう。しかし、続けて何度も稲作を行うと、お米の成長に欠かせない栄養素が次第に枯渇し、確かな味も品質も保てなくなってしまいます。

私たちの米づくりでは、稲作の次シーズンにはマメ科(黒豆・小豆)を栽培。こうすることで、お米が必要とする栄養をマメ科がじっくりと蓄えていってくれます。そのようにして、イネ科→マメ科→イネ科…と適切に栽培品目のサイクルを回していくことで、安定して美味しいお米や黒豆、小豆といった農作物を提供し続けることが可能なのです。